いまや寿司よりも人気のある和食として、世界中で知られるようになったラーメン。
富士山の御祭神の父君にあたるとされている御祭神・大山祗大神で有名な神奈川県丹沢山系の大山(通称・阿夫利山 あふりやま)。
AFURIという店名は、この山がその由来です。
地元の新鮮な鶏ガラと香味野菜、鰹節や昆布などの魚介類から丁寧に抽出した黄金色に輝く淡麗スープが特徴の「柚子塩らーめん」は、爽やかな柚子が香る逸品。
東京・神奈川・埼玉に多くの店舗を構え、ポートランド、クパチーノ(カリフォルニア州)、リッチモンド(カナダ)、シンガポール、香港など、世界各地にも進出しています。
AFURIのラーメンで、本物の美味しさを堪能してみませんか。
Amazing Food part2
東京
ラーメン「AFURI」
たい焼き「写楽」
日本全国、いたるところで目にするたい焼き店。
明治時代から愛され続けてきた、庶民の味です。
浅草の「写楽」のたい焼きは、北海道産小豆のみを使って仕込まれたこだわりの自家製あんこが特徴です。
小豆の風味を最大限に引き立てる厳選された塩はもちろん、頭から尻尾の先までぎっしりと入ったあんこを包む薄皮はパリっと香ばしく、あんことの相性は抜群。
チーズクリームやカスタードクリーム、チョコクリームなど、最近はさまざまな味が好まれているたい焼きですが、味に自信がある写楽のたい焼きは、あんこ一種類のみ。
職人が丹精込めて一匹一匹ていねいに焼き上げる写楽の「天然たい焼き」を、ぜひご堪能ください。
あんみつ「銀座若松」
多くの日本人から親しまれてきた庶民の味「あんみつ」は、明治創業の「銀座若松」で昭和5年に誕生しました。
当時の常連客からの要望で、みつ豆に自家製のこしあんをのせ、甘い黒蜜をかけたのがそのはじまりとされています。
十勝産の小豆、富良野産の赤えんどう豆、伊豆三宅島産の寒天、奄美大島の黒砂糖を使用した黒蜜など、素材を吟味し、素材本来の味を大切にした銀座若松のあんみつ。
発祥当時からずっと、変わらない味を守り続けています。
また、「クリームあんみつ」や「あんずあんみつ」など、種類も豊富。
ずっと愛され続けてきた伝統の味を、ぜひご堪能ください。
廚 菓子くろぎ
日本を代表する和菓子といえば、わらび餅。
湯島にある「廚菓子くろぎ」の本わらび餅は、本わらび粉100%を使用した絶品の和スイーツです。
廚菓子くろぎは、日本料理店「くろぎ」の移転後にオープンした甘味割烹。
数寄屋造りの店内にはカウンター席もあつらえられています。
わらび餅、季節食材のかき氷各種、ぜんざいなどはもちろん、お好みの甘味を二種選べる「廚菓子セット」や、季節の食材を使用した和菓子やかき氷、焼き胡麻豆腐、赤飯膳などが出される「甘味割烹コース」などもご提供。
廚菓子くろぎで、四季折々のつくりたて和菓子を堪能しませんか?
TREE by NAKED yoyogi park
日本の食文化には、素朴でリーズナブルなものと、アートの領域まで昇華されたもの、そのふたつの側面があります。テクノロジーを駆使したアートが生み出した美しい空間で食を楽しむことができるTREE by NAKEDは、まさに後者の代表格といえるでしょう。
人々を魅了する魅力的な装いをまとった料理と、五感を刺激するVR技術・プロジェクションマッピング・照明・音楽・美術造作・芳香やスモークを融合させた演出。「LIFEにクリエイティビティを」というコンセプトのもと、コース料理の一皿一皿は「誕生」「刺激」「拡張」「幻想」「一体」「再生」と名づけられた演出で提供されます。代々木公園そばにあるTREE by NAKED yoyogi parkで、その独創的な雰囲気と色彩を感じながら、食とアートの融合体験を満喫してみるのはいかがですか。
香川
讃岐うどん「わら家」
そば、ラーメン、うどん。
さまざまな日本の麺類のなかでも圧倒的な人気を誇るのが、コシの強さで有名な香川県の讃岐うどんです。高松市にある讃岐うどんの老舗「わら屋」では、職人が毎日丹精込めて最高の麺を打ち続けています。「釜揚げうどん」は、うどん通から好まれる、秘伝のだしとねぎ・生姜の薬味だけで味わうシンプルなうどん。また、「肉ぶっかけうどん」は、ほどよく味つけされたお肉をたっぷりのせたボリューム感のあるうどん。ぶっかけうどんに追加トッピングとして温泉玉子(100円)や生卵(50円)を添えるのもオススメです。天ぷら盛り合わせと一緒に味わえば、讃岐うどんの魅力をさらに堪能できるでしょう。香川県が誇る特産うどんをわら屋でぜひご賞味ください。
愛媛
鯛めし「郷土料理 五志喜」
縁起の良い食べ物といえば、紅白の姿をした鯛。
七福神のひとりである恵比寿様が抱えていることからも、鯛は縁起物とされてきました。
鯛の生産量日本一を誇る愛媛県・松山市にある「郷土料理 五志喜」では、地元の食材をふんだんに使ったさまざまな郷土料理の鯛を味わうことができます。
お店のコース料理の目玉はもちろん、その日に仕入れた新鮮な鯛のみを使用し、甘みの強いお米で炊き上げた「鯛めし」。
ぷりぷりとしたうまみたっぷりの鯛の身と、ふっくら炊き上がったお米が奏でる最高のハーモニーをご堪能ください。
広島
お好み焼体験スタジオ「OKOSTA」
粉もの料理の代表格、広島お好み焼き。
広島では生地をクレープ状にのばして薄く焼き、その上にキャベツ、天かす、ねぎ、もやし、豚肉、焼きそばの麺、玉子など、基本の具材を重ねて焼く広島お好み焼きがポピュラーです。トッピングの具材は、チーズ、餅、カキ、ねぎ、いか天など、選択肢は無限大。広島駅近くにオープンした「OKOSTA」では、お好み焼きを美味しく焼けるコツをていねいに教えてくれるお好み焼きづくり体験ができます。また、ベジタリアンメニューやハラルメニューも用意されていますので、ご要望に合わせてチョイスすることも可能。お好み焼きの楽しさを満喫したら、お好みソースなど、お好み焼きづくりに欠かせない材料をお土産にして、ご自宅でもその味を再現してみましょう。
鳥取
鳥取和牛「強小亭」
霜降りのサシ、甘い香りと口どけの良さ、バターのようなコクで国際的に高い評価を得ている和牛。和牛と呼ばれるのは、給餌法など一定の基準下で飼育された国内各産地の食用牛だけです。鳥取県には、大山(だいせん)の豊かな自然環境を背景に飼育されたブランド和牛「大山黒牛(だいせんくろうし)」があります。大山黒牛の専門店「強小亭」では、大山黒牛をリーズナブルな値段で心ゆくまで味わえる「大山黒牛づくしコース」(6,800円)がおすすめ。炙り牛さし握りをはじめ、和牛を使ったさまざまなメニューに加え、お口直しにテールスープや自家製デザートも堪能できます。京都の銘竹をしつらえた、静寂のなかにも華やかさを感じさせる空間で、日本一の和牛をご賞味ください。
山口
瓦そばたかせ
「瓦そばたかせ」の創始者が考案したとされる山口名物「瓦そば(かわらそば)」。明治十年の西南戦争のとき、熊本城を囲む薩軍の兵士たちが野戦の合間に瓦を使って野草や肉などを焼いて食べたという言い伝えからヒントを得た料理です。昔は、数十年を経過した民家やお寺の瓦を使用していましたが、現在では、瓦そばの食器として最適な島根県の石州瓦を使用しています。熱した瓦の上に、茶そばに牛肉、錦糸卵、海苔、もみじおろしなどをのせ、こだわりのつゆにレモンを添えて提供されます。瓦は保温性に優れており、時間がたってもそばを熱々の状態のまま食べることができるため、瓦に接した部分はおこげのようにパリパリに仕上がります。また、お店自慢のたれをつけてふっくら香ばしく焼いた「うなめし」や、会席料理・セットメニューも取り揃えています。山口県を訪れたら、瓦そばはもちろん、地元の美食の数々もぜひご賞味ください。
佐賀
波戸岬のサザエのつぼ焼売店
海に囲まれた日本列島は、海産物の宝庫。ここ佐賀県の波戸岬もその例にもれず、豊かな海の幸を堪能できる景勝地です。玄界灘の荒波に育てられたサザエは、3月~7月が旬。岬にずらりと並ぶつぼ焼きの売店では、炭火で焼き上げたサザエの絶妙な歯ざわりを磯の香りとともにその場で味わえます。また、サザエ以外にもイカ焼きや、7月~8月が旬のアワビ焼き、12月~3月末まで楽しめるカキ焼きも人気。九州の最西北端に位置する波戸岬を訪れたら、新鮮な魚介を思う存分堪能しましょう。時期により営業時間が異なりますので、ご注意ください。
3月中旬~10月:9:00~18:00
11月~3月中旬:9:30~17:00
大分
地獄蒸し「ひょうたん温泉」
湧出量日本一を誇る人気の温泉地・別府温泉。
地元では、古くからこの地の温泉噴出口を「地獄」と呼んできました。
「ひょうたん温泉」では、砂湯、瀧湯、むし湯、露天風呂をはじめ、さまざまな種類の温泉が楽しめます。
また、温泉の蒸気を使って地獄釜で蒸しあげる「地獄蒸し」は、素材本来の味を存分に味わえるユニークな調理法。
さらに有頭エビ2本、緋扇貝2枚、サバ開き1枚、カマ2個、カニ片身、切り身などが供される「地獄 海鮮盛」や、野菜やたまごなどを肉の中につめて蒸す「丸鶏の姿蒸し」など、気軽に楽しめる初心者パックも用意されています。
ひょうたん温泉のお湯に浸かって心身の疲れを癒したら、別府温泉名物・地獄蒸しもぜひご堪能ください。