東京の月島はもんじゃ焼きの激戦区。「粉もの」の代表格であるお好み焼きと同じく、基本の食材としてキャベツ、豚肉、小麦粉をベースにした庶民的な料理です。もんじゃ焼きは、出汁などでゆるく水溶きした生地が特徴で、この生地にさまざまな具材を入れて楽しみます。とくに月島にある「いろは 本店」は、このユニークな料理を食べてみたい外国人観光客にも人気のもんじゃ屋さん。居酒屋スタイルのメニューも豊富に取り揃えていますので、一度に二つの和食の世界をまとめて堪能することができます。クレジットカード決済やキャッシュレス決済も可能です。
Amazing Food part1
東京
もんじゃ焼き「いろは本店」
かき氷「ひみつ堂」
かき氷は日本を代表する人気デザートのひとつ。もともとは家庭でも簡単に作ることができる身近な存在でしたが、東京・日暮里にある「ひみつ堂」が、そんなかき氷を高級スイーツの域にまで高めました。その魅力の秘密は自家製蜜。一般的なシロップではなく、本物の果物を使った手作りの無添加蜜を使用しており、人気があります。また、日光の雪解け水で作る天然氷を使ったふわふわの氷は驚きの食感。氷塊が馬車で運ばれていた時代から作られてきたかき氷。ひみつ堂のTwitterで本日のメニューをチェックしてから、この絶品デザートをぜひご堪能してみてはいかがでしょうか。
くら寿司
海外では、寿司はグルメのための料理とされていますが、寿司発祥の地の日本では、さまざまなスタイルに進化を遂げています。なかでも、よりカジュアルに寿司を楽しめる回転寿司は、進化を遂げる日本の寿司の象徴的な存在です。とりわけ「くら寿司」は、国内に471店舗、台湾に34店舗、米国に29店舗を構える代表格な回転寿司チェーン。注文用のタッチパネルや、食べた寿司皿の枚数を自動的に数えて会計額をはじき出すデジタル追跡システムなど、高度なオートメーション機能を採用する一方で、シャリには日本全国から厳選した最高品質の国産米と寿司酢を使うなど、寿司本来の美味しさを再現。本物の味を生み出す高品質素材と他店に負けない価格、全店で4大添加物不使用。それがくら寿司の自慢です。現在は入店から退店まで定員と非接触でご利用頂ける店舗も増えており、感染症対策を強化しております。
青森
のっけ丼
どこまでも透明で冷たい海に囲まれた青森県は、まさに海産物の宝庫。「青森のっけ丼」は、地元で獲れたマグロ、イクラ、ホタテなど新鮮な魚介類をはじめ、総菜や特産物など市場内のお店に並んでいる地元の特産品を、熱々のごはんにてんこ盛りに「のっけ」て食べる丼です。自分の好きな具材を好きなだけ選べるスタイルのため、子どもにも大人にも非常に人気があります。食へのこだわりが強い方にも、とにかく新鮮な魚介類を堪能したい方にもぴったりののっけ丼。ぜひご堪能ください。
岩手
わんこそば「東家本店」
お給仕さんの掛け声とともに味わう「わんこそば」。あなたのチャレンジ精神をかきたてること間違いなしの伝統的な食べ放題料理です。お椀に次々と投げ込まれるひと口分ほどのそばを、鮪刺身、つけもの、わさび、もみじおろしなどの付け合わせや薬味とともにご堪能ください。わんこそばは、お椀15杯で約1杯のかけそばの量になります。
お給仕さんの「はい、どんどん」という掛け声とともにそばをかきこみ、100杯以上食べた方には記念の手形が贈呈されます。ちなみに、急いで食べなければいけないというルールはありませんので、ご自分のペースでお好きなだけお召し上がりください。
宮城
牛たん「喜助」
東北地方で愛されている名物料理「牛たん」。牛たん料理専門店「喜助」は、香ばしくジューシーな味わいの牛たんを仙台で提供し続け、2020年に45周年を迎えました。今では炭火焼き牛たんは、仙台名物となり、全国に知られています。素材の安全性を重視し、自社にて手作業で生産・加工されるため、全国のシェフやお客様から非常に高い評価を得ています。市内に7店舗展開しておりますので、仙台へお出かけの際は、本物の牛たんの味わいをぜひ喜助でご堪能ください。
福島
喜多方ラーメン「喜一」
この10~15年で、ラーメンは欧米で和食の代名詞として知られるようになりました。
福島県喜多方市が発祥の喜多方ラーメンは、日本三大ラーメンのひとつに数えられている逸品。このラーメンに使われている素材は、近くの飯豊山から流れ出る栄養分に富んだ水で作る喜多方醬油と、太めの縮れ麺。福島県が誇るこのご当地ラーメンの名を広めた「喜一」には姉妹店もあり、定番メニューを1杯500~750円(税別)で提供しています。完売必至の味を、ぜひお試しあれ。
福井
おろしそば「越前そばの里」
そばは、寿司や天ぷらなどと並ぶ代表的な日本料理。もしも大根おろしをたっぷりのせた「おろしそば」を堪能したかったら、福井県の「越前そばの里」がおすすめ。ピリッとした辛みのある大根おろしが爽やかな風味となって、あなたの鼻口をくすぐることでしょう。また、この越前そばの里では、実際にそばの製麺も行っています。越前と北海道にある東京ドーム86個分もの広大な農地で栽培されたソバ粉を、ここで1日5万食ものそばにしています。もちろん、そば打ち体験や、そば工場の見学も可能。福井県を訪ねたら、和食のなかでももっとも健康的な食のひとつ、そばの魅力を再発見してみませんか。
石川
加賀懐石「金城樓」
美的に洗練され、目にも豪華な懐石料理は、まさに究極の和食と言えます。金沢の老舗懐石料亭旅館「金城樓」では、日本海の海の幸、能登の風土が生み出す珍味、そして金沢の土地で育まれた加賀野菜を使った豪華な料理を、五感で堪能することができます。これら懐石の一皿を彩る加賀料理は、金沢が培ってきた独自の食文化でもあります。鴨肉に小麦粉などをまぶし、麩や野菜ととろりと煮る「治部煮」や、すりおろした加賀れんこんを具材と合わせて蒸す「はす蒸し」など、ひとたび懐石料理を堪能すれば、日本人の暮らしに一体感をもたらしている「調和の精神」に気づかされるはず。そして、その懐石料理を絶妙なバランスで引き立てているのは、料理に合わせて使用される美しい工芸品ともいえる数々の器。見た目の美しさにも妥協しない懐石料理は、ひたむきに素材に向き合う、日本の人々の暮らしの象徴でもあるのです。
富山
富山湾鮨「寿司正」
すでに国際的にも高い評価を受けている日本の代表的料理、寿司。古くより受け継がれてきた精緻な調理法はもちろん、繊細で洗練された風味や芸術的な盛り付けなど、まさに和食の神髄を表した料理とも言えるでしょう。そして、美食家もうなるほどの絶品の寿司を、非常にリーズナブルな価格で味わえるサービスランチで人気を博しているのが、富山県にある「寿司正」。富山湾には、日本海に生息する800種類の魚のうち500種類近くもの魚がいます。寿司正で出されるさまざまな旬のネタには、この富山の海の恵みが凝縮されています。また、寿司や一品料理をよりいっそう引き立てる、さまざまな地酒を取り揃えているのもこだわりのひとつ。もしこの店に足を運ぶ場合は、事前のご予約をおすすめします。